コラム

業務ツール考察『徒然なるままに、、、』

ちょっと変わった社内コミュニケーション方法とは?

第101回 21年08月更新

鈴与シンワートマーケティング部A氏

皆さんの会社では、社内コミュニケーションを高めるために特別な取り組みをされていますか?社内コミュニケーションを高めるのは難しいものです。そのため、これまでの常識を超えた取り組みを行っている会社も出てきています。どのような取り組みがあるのか見ておきましょう。

 

社内コミュニケーションってなんで重要なの?

社内コミュニケーションとは、簡単に言うと社内で日常的に行われている会話や情報交換、情報共有のことになります。

社内コミュニケーションが十分な会社は、社内の雰囲気や風通しがよくアイデアが生まれやすいため、生産性向上、それによる顧客満足度向上、従業員のモチベーション・定着率・スキルの向上などが見込めます。

逆に社内コミュニケーションが高まらないと、これらが低下するだけでなく、従業員の不正行為やコンプライアンス違反も起こりやすくなります。

仕事は人がするものであり、会社は人の集まりです。人と人のコミュニケーションは、やはり会社という組織においても重要なのです。

 

社内にバーを作るとなんで社内コミュニケーションを高めるの?

多くの会社は社内コミュニケーションを高めるという命題に対し、出来事や連絡事項を広報する社内報、運動会や社員旅行などの社内イベントなど、いろいろな取り組みを行っています。

一同が介して話ができるという意味では、社員食堂も社内コミュニケーションを高める場と言うことができます。中には食堂という形ではなくカフェやバーを設けて、社内コミュニケーションの円滑化を図ろうとする会社もあります。

従業員が食事をしながら、あるいはコーヒーやお酒を飲みながら気軽に話せる場として重宝されており、人気の社員食堂などの施設があれば人材採用でも有利になると言われています。

上司がいるような普段の会議や打ち合わせでは言えない話も、お酒を飲みながらなら本音でできます。また、普段話す機会のない他部署の従業員とも話すこともできるので、日々の業務もさらにスムーズになります。

 

鞄持ち制度ってなに?社内コミュニケーションにどんな影響があるの?

社内コミュニケーションを高めるための課題の一つが、上層部や上司と意見交換ができないという点です。従業員が成長するためには欠かせないポイントですが、リモートワークが進む中、ますますその機会が減っています。

もう一つは会社のビジョンが分かりにくいという点です。企業が成長するためには、従業員全員が同じ方向を向いて業務にあたる必要があります。そのためには経営陣の将来のビジョンや考え方を共有する必要があります。

このような課題を解決しようとする取り組みの一つに「鞄持ち制度」というものがあります。これは社長などの上層部が講演や採用活動などで出張する際、若手従業員が一緒に付いて行くという制度です。面接であれば、それにも同伴します。

この鞄持ち制度により会社が何を求めているのかという点や、人をどう見極めればよいかという点を学べます。

それだけではなく、移動時間には十分に会話をすることができます。自分の企画をプレゼンしたりして、上層部とのコミュニケーションも円滑化されます。

 

会社で動物を飼うとなんで社内コミュニケーションを高めるの?

実は、会社で動物を飼うことで社内コミュニケーションが高まるという研究結果が報告されてから、動物を飼育する会社が増えてきているのです。

動物と接していると、コルチゾールというストレス抑制ホルモンが分泌され、ストレスを軽減できると言われています。ストレスが発生しやすい会社という場所で、ストレスを軽減できるという訳です。

また、社内で動物を飼育することで共通の話題ができたり、会話のきっかけになったりするということもあります。動物を通して日常的にコミュニケーションを図ることで、精神的な壁がなくなり仕事の話もしやすくなります。

さらに、「動物が好きだけど、自宅はペット禁止で飼育できない」という方は、会社に動物がいることで出社に対する抵抗感が減り、仕事に対する意欲も高まります。

 

毎日席替え制度とは?社内コミュニケーションにどんな影響があるの?

いくつかの会社では「毎日席替え制度」というものを取り入れ、社内コミュニケーションの活性化を図ろうとしています。この「毎日席替え制度」は「フリーアドレス」とも呼ばれており、毎日自分の席が変わるというものです。

会社内では、一日のコミュニケーションのうち60~70%は隣の人とコミュニケーションを図っているという研究結果が報告されています。毎日隣に座る方が変わるということは、それだけ人間関係が広がりやすくなるという訳です。

さらに、社内全体でフリーアドレスを実施している会社もあります。この場合は部署間の壁がなくなり、他部署の業務などについての理解も深まります。部署間の壁が無くなることで相談などもしやすくなり、業務効率が向上したという報告もあります。

違う部署、つまり、違う視点の方と積極的にコミュニケーションを図ることで、新たな発想が生まれたり、新たな価値観が得られたりするため、「部署の一員」ではなく「会社の一員」として業務に携わることができるのです。

 

ちょっと変わった社内コミュニケーション方法について

社内コミュニケーションが重要な理由は、それが高まることで生産性向上、顧客満足度向上、従業員のモチベーション向上などが見込めるからです。
そのための取り組みとして、社員食堂の延長で、カフェやバーを設けている会社があります。
社長などの上層部が出張する際、若手従業員が一緒について行くという「鞄持ち制度」を導入している会社もあります。
会社で動物を飼い、ストレス発散やコミュニケーションを高めるのに役立てようとしている会社もあります。また、毎日席替え制度を導入することで日替わりの隣人とのコミュニケーションを高めようとする取り組みもあります。
ここで取り上げた取り組みはかなりユニークなものばかりです。しかし、それだけ社内コミュニケーションが重要であるということがよく分かります。

著者プロフィール(鈴与シンワートマーケティング部A氏)

2016年鈴与シンワート株式会社へ中途入社し、マーケティング部に所属し、今年で4年目。
元々はアシスタント業務をしていたが、現在は宣伝広告・広報担当として自社サービス、IT業界のマーケットを勉強中です。
日々の学習成果をコラムに綴り連載予定!!
よろしくお願いします。

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