コラム

業務ツール考察『徒然なるままに、、、』

福利厚生ってなに?

第105回 21年08月更新

鈴与シンワートマーケティング部A氏

皆さんの会社では福利厚生は充実しているでしょうか?労働力不足が深刻な昨今、従業員に満足して働いてもらうことはますます大事になってきています。そのため、独自の福利厚生を導入している企業もあります。福利厚生についてここで考えておきましょう。

 

福利厚生ってなに?法定福利厚生ってなに?

福利厚生とは「幸福で有益かつ健康で豊かな生活を実現すること」を意味する言葉で、一般には、企業の従業員やその家族のために設けられている「給料以外の報酬・サービス」の総称になります。

福利厚生は、正規雇用者しか受けられない特別なものではなく、パートタイム労働者や有期雇用労働者(契約社員)にも適用されます。

福利厚生には、法律で義務付けられた法定福利厚生と、それ以外の法定外福利厚生の2つがありますが、企業によっては独創的な福利厚生制度を導入して注目されているところもあります。

上記の福利厚生のうち法定福利厚生は、どこの企業にも定められている必要最低限の福利厚生制度であり、それがない場合は法律違反となります。

その法定福利厚生には、健康保険、介護保険、厚生年金保険、雇用保険(失業保険)、労災保険(労働保険)、子ども・子育て拠出金の6種類があります。

 

法定外福利厚生ってなに?

法律で定められた福利厚生を法定福利厚生と呼ぶのに対し、企業が独自に制定している福利厚生を法定外福利厚生と呼びます。

その種類は多種多様で、どのような福利厚生を取り入れるのかは企業の自由です。しかし、どのようなものであれ福利厚生の目的は「従業員への経済的支援と、従業員のモチベーションの向上」です。それをかなえるため、最近では企業理念に基づいたユニークな法定外福利厚生を導入して注目を集める企業があります。

よくある法定外福利厚生には、住宅関連で借り上げ住宅の提供、住宅ローン補助、住宅手当、社宅などが、健康医療関連で健康診断、ジムやスポーツ活動に対する補助などが、慶弔・災害関連で結婚祝い金、従業員や家族死亡時の弔慰金、従業員もしくは配偶者の出産祝い金、災害見舞金などが、育児・介護関連では男性従業員の育児休暇の充実、託児・保育施設の設置などがあります。

その他にも、資格取得支援、アニバーサリー休暇、社員旅行など、法定外福利厚生はいくつもあります。

 

福利厚生の目的ってなに?

バブル崩壊後の日本経済の長期低迷により、新卒で入社した企業に定年まで勤めるという「終身雇用制」という言葉自体が死語となってきています。

即ち、新卒で入った企業で何年か勤めた後に自分から辞めたり、あるいは企業の業績が悪化し辞めざるを得なくなったりするという状況が珍しいことではなくなりました。

企業はこのような状況に加え、労働人口の減少等の事情による労働力不足が深刻な状況となってきています。

そこで企業は中途採用で優秀な人材を採用したり、自社で育てた優秀な人材が離職するのを防いだりできるということで福利厚生を充実させる努力をするようになりました。

福利厚生を充実させることで、その企業で安心して仕事ができ待遇面でも満足できると実感できると、定着率は上がります。

福利厚生を充実させることは対外的にも大きなアピールポイントとなり、さらに優秀な人材の確保につながるのです。

 

福利厚生ってなんで必要なの?

福利厚生は雇用の安定性や従業員の精神安定につながるため必要だと考えられています。福利厚生を充実させることにより、働きやすい環境ができるということです。

即ち、福利厚生の充実は従業員のライフワークバランスを向上させ、従業員満足度も高まります。仕事をする意欲も高まり、生産性の向上にもつながります。

さらには十分な休養が取れるということで、従業員の健康維持も期待できるのです。そのようなメリットが得られ、従業員が働きやすくなるため福利厚生は必要となるのです。

 

福利厚生を充実させると企業にとってどんなメリットがあるの?

福利厚生を充実させることで企業側には大きなメリットがあります。まず、考えられるのが、人材採用に苦労しなくて済むというメリットです。

求職者にとって待遇面、仕事の内容、労働条件に加え福利厚生は見落とすことができないポイントです。福利厚生の充実度は求職者の企業選びを左右するということです。

それとも関係しますが、優秀な、あるいは熟練した人材が定着するというメリットもあります。従業員の定着率も上がるため、採用に関するコスト削減が期待できます。

人手不足や新たな人材の採用に苦戦することなく、将来に渡って自社で活躍してくれる従業員を安定して育てることができるのは大きなメリットです。

福利厚生が充実しているということは、企業イメージのアップも見込めます。また、福利厚生に要した費用は経費として計上できるため、節税効果も生じます。

 

福利厚生について

福利厚生とは、従業員やその家族のために設けられている「給料以外の報酬・サービス」の総称です。福利厚生には法律で定められた法定福利厚生と、企業独自に導入できる法定外福利厚生の2つがあります。
福利厚生の目的には、その企業で安心して仕事ができ、待遇面でも満足できると定着率が上るという点があります。従業員にとってライフワークバランスを向上させ、従業員満足度も高まります。
従業員の健康維持も期待できるため福利厚生は必要となるのです。企業にとっては採用に関するコスト削減ができるなどのメリットがあります。
労働力不足で企業はこれまで通りの活動ができるかは不透明となっています。このような時だからこそ、福利厚生を充実させ、従業員に喜んでもらえる企業となりましょう。

著者プロフィール(鈴与シンワートマーケティング部A氏)

2016年鈴与シンワート株式会社へ中途入社し、マーケティング部に所属し、今年で4年目。
元々はアシスタント業務をしていたが、現在は宣伝広告・広報担当として自社サービス、IT業界のマーケットを勉強中です。
日々の学習成果をコラムに綴り連載予定!!
よろしくお願いします。

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