コラム

業務ツール考察『徒然なるままに、、、』

テレワークの導入による従業員側のメリットって何?

第35回 20年08月更新

鈴与シンワートDX推進部A氏

日本の通勤事情は決してよくありません。満員電車はいつの時代も解消されることはありません。しかしそれに一石を投じるのがテレワークという働き方です。通勤時間の消滅に限らず、従業員にとってテレワークのメリットには何があるのかを考えてみましょう。

 

テレワークを行うと居住地の選択の幅が広がる理由とは?

テレワークを行うことは、限定された通勤圏内の居住を余儀なくされている現状を劇的に変化させます。

人生を送るにふさわしい場所は、決して仕事場に近い都心だけとは限りません。インターネット環境が整っていれば、仕事はどこででもできるのがテレワークの魅力です。それならば、広さを求め、あるいは自然を求め、さらには、趣味の追求に適した場所を求めるとすれば、居住地の選択範囲は無限にあると言えます。

 

テレワークにより従業員自身の時間を確保できるようになるのはなぜ?

すでにテレワークを経験した方へのアンケートでは、「時間を有効活用できるようになった」とか「自分の時間を満喫できるようになった」という回答が多いことを見ても分かるように、テレワークの最大の特徴は「通勤の必要が無い」という点です。

働く場所が自宅なら、満員電車に揺られての通勤時間は無くなります。出勤前の着替えや身だしなみを整える時間も必要ありません。女性にとっては化粧の時間がセーブできるのは助かります。

例えば片道1時間で、着替えなどで30分を要した場合、往復で3時間もの時間が必要無くなります。

これらの時間は自分にための時間として使うことができます。掃除や洗濯、あるいは育児に使うこともできます。

これまでは会社帰りに寄っていた習い事に使うこともできます。趣味や資格取得のための勉強に使うのも有効です。自分のための時間が増えればリフレッシュもでき、仕事の効率も高まります。

 

テレワークにより従業員が業務に集中しやすくなるのはなぜ?

テレワークを行うことにより、従業員にいくつかのメリットがありますが、そのうちの1つに「業務に集中できる」という点があげられます。

業務を行う場所を選ぶことができるため、従業員は自らが集中できる場所で仕事をすることができます。それが自宅はもちろんのこと、図書館のように落ち着いた場所、カフェのようなリラックスができる所でも可能です。オフィスでたくさんの方がいる中、雑音などで作業が妨げられることも格段に減ります。

また、子育て世代のワーキングママや、介護が必要な家族がいらっしゃる方などは自宅での仕事ができるので、子供や要介護の家族のそばにいながら仕事をすることができます。

そのためオフィスで仕事をして、家で待つ家族の心配をする必要がなくなるので、その分仕事に集中できるのです。

 

テレワークによりワークライフバランス向上に効果があるのはなぜ?

ワークライフバランスを保つことを目的として、テレワークを導入する企業も増えてきました。

ワークライフバランスとは、「仕事と生活を上手に調和させることにより、仕事も生活も充実させていこう」という考え方ですが、なぜ、テレワークを導入することで、ワークライフバランスが保てるのでしょうか。

テレワークの導入によって生まれる変化を具体的に考えてみると、まず、通勤時間の消滅や、時間に縛られず自分の裁量で仕事を進められることにより、自己啓発や趣味など、自分の時間を増やせるということがあります。

また、自宅が働く場所になることによって、家族と接する時間が増えると共に育児などとの両立がしやすくなります。場所を問わないということは、通勤困難などで働きたくても働けない高齢者や障害者、育児中の女性など、より多くの方が就業機会を得るということになります。

このように、テレワークを行うことによって、「ワーク(仕事)かライフ(生活)か」という選択を迫られることなく仕事と家庭の両立ができるため、テレワークはワークライフバランスの向上に効果があるとされているのです。

 

テレワークにより従業員のストレスが軽減されるのはなぜ?

テレワークは従業員の生活での時間の使い方に影響を与えています。例えば子どもがいるお母さんは、子どもの送迎の時間を気にしながら仕事をすることが無くなります。そのことで仕事と生活のメリハリができ、仕事の効率化につながります。

これまで仕事に習熟した女性従業員の離脱は、企業にとって大きなデメリットになっていました。しかしテレワークを導入することにより、小さな子どもの面倒をみながら自宅で仕事ができることは、女性の新しい働き方として非常に魅力があります。

この先、テレワークが一般化することで、従業員がさまざまなストレスを感じず、無理なく仕事を続けていける環境作りに役立っていきます。

 

テレワークの導入による従業員側のメリットについて

テレワークはご存知のように時間や場所にこだわらない働き方です。場所にこだわらないということは、従来のように会社の場所を中心にして居住地を考える必要はなくなるということです。
通勤が無くなり自分の時間が持てるため、その分を育児や趣味などに使うことができます。気になることが無くなったり、リフレッシュする機会が増えたりすることで、従業員が本来の仕事により集中できるようになります。
もちろん従業員のストレスも軽減されます。そして生活の質が向上し、ワークライフバランスも向上します。
テレワークも慣れるまでは少し大変かもしれません。しかし、それを乗り越えれば、仕事にも家庭にも充実した毎日がやってくることは間違いありません。

著者プロフィール(鈴与シンワートDX推進部A氏)

2016年鈴与シンワート株式会社へ中途入社し、DX推進部に所属し、今年で4年目。
元々はアシスタント業務をしていたが、現在は宣伝広告・広報担当として自社サービス、IT業界のマーケットを勉強中です。
日々の学習成果をコラムに綴り連載予定!!
よろしくお願いします。

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