コラム

業務ツール考察『徒然なるままに、、、』

ライフワークバランスを見直す企業側のメリットってなに?

第47回 20年10月更新

鈴与シンワートマーケティング部A氏

皆さんの会社ではライフワークバランスの取組みは進んでいるでしょうか?ライフワークバランスという考え方は働く側にとって有難いものですが、企業にとっても大いにメリットがあります。ライフワークバランスを見直せば、企業側にどのようなメリットがあるのか考えてみましょう。

 

ライフワークバランスの見直しで人材の確保と流出防止になる理由

企業がライフワークバランスを見直すことで、人材の確保と流出防止に繋がることが分かっています。

ライフワークバランスには、ファミリー・フレンドリーと男女均等推進という2つの要素が含まれています。これにより、出産や育児、介護といった生活の変化に対応した柔軟な働き方が可能になります。

特に女性従業員は、出産や育児への支援や、柔軟な働き方の提案があることで、より高い定着率が期待できます。

また、仕事以外の時間が充実することで、従業員の満足度向上も望めます。ライフステージの変化、従業員満足度の低さといった離職の要因を取り除き、人材の流出防止に繋げることができます。

人材の確保においてもライフワークバランスの見直しはプラスになります。ライフワークバランスを推進している企業は、柔軟な働き方ができる企業という点をアピールすることができます。求職者にとって魅力的な企業となり、企業としては有能な人材を確保できるチャンスが増えます。

 

ライフワークバランス見直しで従業員のモチベーションが向上する理由

企業や組織は、それを構成する従業員という個人で成り立っています。その個人がそれぞれの能力を最大限に発揮することができれば、企業や組織にとって、より大きな利益を生み出すことが可能となります。

近年の試行錯誤により分かってきたことは、個々の柔軟な運用の有益さです。子供と過ごすことで新たな発見がある方もいれば、より高い目標を目指すことで視点を新たにする方もいます。人生を豊かにし、思索を深め新しい発想を得ることは、間違いなく仕事においてのモチベーションの高揚に繋がります。

卑近な例では、モチベーションが落ちればPCのミスタッチは増えます。しかし何らかの手段でリフレッシュすればモチベーションはまた高まります。心身ともに満たされた状態で仕事に当たれば、質が向上するのはむしろ当然だと言えます。

 

ライフワークバランスの見直しで生産性の向上につながる理由

企業がライフワークバランスを見直すことで、テレワークや時間短縮などにより長時間勤務をなくすことができます。また、資格の取得やスキルアップに取り組むことで、従業員の意欲向上につながります。

特に男性は仕事以外のプライベートな時間が充実することで、仕事へのモチベーションがアップする傾向があります。

そして個々に勤務時間や能力に合った仕事の選択ができ、長時間労働や残業をなくしたり、通勤時間を短縮したりすることが可能となります。それらが原因のストレスや疲労を軽減し、心身の健康が保たれ作業効率のアップも期待できます。

自主的に仕事に向き合い、主体性を持って仕事に取り組むことでやりがいにつながります。そして業務が円滑化し、やがて生産性の向上という大きな効果が見えてきます。

 

ライフワークバランスの見直しでコスト削減につながる理由

企業がコスト削減を考える時、まず無駄な業務を整理し、円滑に業務を行えようにすることが大事です。

テレワークやフレックスタイム・短時間勤務を導入することによって通勤ストレス解消、通勤コスト削減、残業代削減に繋がります。通勤時間や勤務時間の短縮で、従業員の自由な時間が確保され、資格取得やスキルアップも期待できます。

長時間労働によるストレスやうつを予防でき、医療費の削減にもなります。また育児や介護などによる離職率が減ることによって、人材募集コストや研修コストも削減できます。テレワークを導入すれば地代家賃・光熱費・旅費交通費の削減も期待できます。

 

ライフワークバランスの見直しで企業イメージ向上につながる理由

ライフワークバランスを見直すことの利点の一つに、企業イメージのアップがあります。

企業は成長することはもちろん大事ですが、CSR(企業の社会的責任)が重視される昨今、従業員を大切にしている企業、従業員が自社サービスの恩恵を受けられる企業、離職率が低く安心して働ける企業なら、好イメージを持たれます。

単に生活と仕事の時間比率を揃えるだけではありません。やりがいや充実を感じながら働くことができて仕事上の責任を果たしながら、一方で子育て期・中高年期といったそれぞれの段階において多様な生き方が選べることこそが、企業イメージ向上に繋がるのです。

 

ライフワークバランスを見直す企業側のメリットについて

ライフワークバランスを見直せば企業側にも多くのメリットがあります。企業にとって人材は大切な資産です。ライフワークバランスを見直すことで、働き慣れた有能な人材が辞めたり、流出したりするのを防ぐことができます。
個人の生活が充実することで、仕事へのモチベーションが高まります。自主性や主体性を持ち仕事に取り組めるようになり、結果的に生産性の向上へと繋がります。通勤のコスト削減、残業代削減、テレワーク導入による家賃や光熱費の削減など、多くのコスト削減もできます。
ライフワークバランスに積極的に取り組む企業はイメージも向上し、さらに有能な人材も集まりやすくなります。さまざまな点でメリットがあるライフワークバランスの見直しをし、多くのメリットを実感してみましょう。

著者プロフィール(鈴与シンワートマーケティング部A氏)

2016年鈴与シンワート株式会社へ中途入社し、マーケティング部に所属し、今年で4年目。
元々はアシスタント業務をしていたが、現在は宣伝広告・広報担当として自社サービス、IT業界のマーケットを勉強中です。
日々の学習成果をコラムに綴り連載予定!!
よろしくお願いします。

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