コラム

業務ツール考察『徒然なるままに、、、』

営業部のテレワークの課題とグループウェアの活用方法とは?

第49回 20年10月更新

鈴与シンワートマーケティング部A氏

たいていの企業には営業に関わる部署があります。外回りをして自社製品やサービスの商談を取りまとめる部署ですが、営業部でテレワークを取り入れるとどうなるのでしょうか?営業部でのテレワークという働き方を考えてみましょう。

 

営業部って何をする部署?

一般企業には大きく分けて、商品やサービスを製造・開発する部門と、それらを販売する部門の2つあります。

同じ販売部門でも、マーケティングは見込み客に売れる製品を作り、市場に対してプロモーションを行うのに対し、営業は目の前のお客様に、自社製品の魅力を伝える商談を行い、販売利益を出す部門になります。

営業部の売上げが企業の業績に直結します。また、営業部は顧客と接する機会が多く、対応によって顧客満足度も変わります。

営業職に求められるのは、販売する上でのコミュニケーション能力や意思決定を促す力、売り込む上での商材の内容・特徴の熟知です。

 

営業職がテレワークをするメリットとは?

テレワークは、企業・従業員どちらにもメリットがあるため、さまざまな職種において注目されています。その中でも、業務を基本的に一人で進められ、情報漏えいのリスクが少なく、特別な設備や特定の場所を必要としない職種に適しているとされています。

営業職は、オフィスと取引先を往復するため、テレワークに向かないと考える方がいるかも知れませんが、営業職がテレワークをすることで得られるメリットもあります。

営業職がテレワークを行うことで、移動時間を減らすことができ、取引先と今まで以上にコミュニケーションを取ることができるようになります。

また、テレワークにより、必要となるオフィスのフロア面積が小さくなり、オフィス維持管理コストを削減することもできます。

また、テレワークという働き方の選択肢が増えることで、優秀な人材の確保にもつながります。

 

営業職がテレワークをするデメリットとは?

営業活動と言えば、暑い中でもスーツ姿でさまざまな会社を回っている姿をイメージします。しかし新型コロナウイルス感染が収束していない時期に押しかけていくと、悪い印象しか与えません。

仕方なく営業部門でもテレワークを取り入れているところは増えましたが、やはりデメリットはあります。

営業部ではこれまで、自転車や自動車といった足さえ用意すれば、営業マンが走り回り営業活動は行えました。しかしテレワークで営業活動を円滑に行おうと思えばICT環境の整備が必用になり、それなりの初期投資をしなければなりません。

慣れないシステムで悪戦苦闘していると、例えベテラン営業マンでも顧客の機密情報などの漏えいという問題も起こり得ます。

これまでとは労務管理方法や評価制度も違ってくるので、また新たに決めなければならないことも出てきます。

場合によっては従業員がストレスを感じたり、サボりが増えて企業の利益低下に繋がることも考えられます。

 

営業職がテレワークをする際の課題とは?

営業職がテレワークをする際の課題として、従業員同士のコミュニケーションが取りづらいことがあげられます。

テレワークでは、メールやチャットといった文字のコミュニケーションが基本になるため、細かなニュアンスが伝わりにくかったり、認識の違いが生じたりすることもあります。

また、オフィスでの勤務のように簡単にコミュニケーションを取ることができず、営業活動の内容が不透明になってしまう可能性もあります。

また、営業の業務ではチームが連携することが大切ですが、テレワークによりコミュニケーションが不足し、チーム内の連携が取りにくくなるという課題もあります。

 

営業部のテレワークにおいてグループウェアがおすすめの理由とは?

グループウェアを上手く活用すれば、営業部門のテレワークがより効率よく行えるようになります。

グループウェアには、情報を活用しやすい、コミュニケーションを取りやすいなど、多くのメリットがあります。

しかし、現場の声が反映されていない、年配の方は抵抗がある、などの問題も導入時にはあるかも知れません。研修会を開くなどして全従業員に徹底させ、使い続ければどういうメリットが出るのかをしっかりと伝えることができれば活用も広がります。

昔は紙媒体での業務が当たり前でしたが、今はほぼ全てがパソコン上でデータ化されています。

さらに専門性のある仕事に特化した機能を持つグループウェアも誕生しています。このようなグループウェアは外出することが多い営業マンたちが、情報共有をスムーズにするのに最適です。

 

営業部のテレワークの課題とグループウェアの活用方法について

営業部は顧客を訪問し、自社製品の商談を行い売上げに貢献する部署です。ここでテレワークという働き方を取り入れると、移動時間が減り、取引先とのコミュニケーションを増やせるなどのメリットがあります。逆に、初期投資が必要になるだけでなく、労務管理や評価制度の見直しも必要になります。
営業はチーム内での連携も必要になりますが、テレワークではコミュニケーション不足となる課題もあります。ただ、グループウェアというツールを上手く活用すれば、営業部でのテレワークも効率よく行えるようになります。
ほとんどの部署でテレワークという働き方が増えつつある状況で、営業部だけテレワークが進まず、取り残されるような事態は避けたいところです。

著者プロフィール(鈴与シンワートマーケティング部A氏)

2016年鈴与シンワート株式会社へ中途入社し、マーケティング部に所属し、今年で4年目。
元々はアシスタント業務をしていたが、現在は宣伝広告・広報担当として自社サービス、IT業界のマーケットを勉強中です。
日々の学習成果をコラムに綴り連載予定!!
よろしくお願いします。

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