コラム

業務ツール考察『徒然なるままに、、、』

テレワークにおける従業員の不満とは?その解決策とは?

第54回 20年11月更新

鈴与シンワートマーケティング部A氏

皆さんの会社ではテレワークは問題なく進んでいるでしうか?急速に広がったテレワークですが、準備不足は否めず、従業員が不満に思う部分がいくつかあります。その不満にはどのようなことがあるのでしょうか?またその解決策はあるのでしょうか?

 

テレワークってなに?

最近耳にすることが多くなったテレワークとは、Tele(離れた場所)とWork(働く)を合わせた造語です。

在宅で仕事を行うというイメージをされる方が多いでしょうが、本来、働く場所により自宅利用型テレワーク・モバイルワーク・施設利用型テレワークの3つに分けることができます。最近急に増えてきた在宅勤務は自宅利用型のテレワークになります。

施設利用型・サテライトオフィス勤務は、勤務先以外のオフィススペースにおいてパソコンを使って働くことです。レンタルオフィスなどの施設を使うことが当たり前となってきている今日、こういう働き方を選んでいる方も少なくありません。

テレワークは情報通信機器等の技術の進歩によりできるようになりましたが、時間や場所の制約を受けることなく柔軟に働けることもあり、今後も広がっていくことが予想されます。

 

テレワークにおける従業員の不公平感とその解決策は?

急にテレワークを開始した場合、準備がきちんと整っておらず従業員が戸惑ったり、不満を持ったりすることがあります。

テレワークは場所に縛られず働けるため、従来通り会社に出社している方からすれば、「きちんと仕事をしていないのでは?」と思ってしまう可能性があります。

またテレワークで勤務している側もコミュニケーションが取りにくい、「評価されているか不安」といった気持ちを抱えてしまうことがあります。

その様なことが起こるとモチベーションも低下し、作業効率も悪くなるため、テレワークを導入する場合はしっかりと対策を考えておく必要があります。

まずは、可能な限りテレワークは平等に割り振りするなどして、従業員に公平感を与えるようにします。またテレワーク用のコミュニケーションツールも確立し、情報の共有を図ることも大切です。

 

テレワークにおいて部下の仕事ぶりが分からない不満とその解決策は?

テレワークの問題点として浮かび上がってきたものの一つに、部下の仕事ぶりが分からないという不満があります。

これまで多くの企業では、定期的に従業員の働きぶりをチェックし、勤務態度などを含めた評価で昇進や昇給を決定してきました。

その点、様子が直接確認できないテレワークにおいては、評価が難しくなります。評価される側にも、正当な評価を得られていないのではないかという不安に駆られます。

この問題の解決策としては、スケジュール管理ツールを使ってテレワーク中の従業員の予定や業務内容を可視化すること、また職制を問わない社員同士のコミュニケーションの仕組みを確立することなどの対策を講じる必要があります。

そして、上司と部下がお互いに不満や不安を抱かず、納得できる評価制度を構築していくことが重要となります。

 

テレワークにおける仕事環境の不満とその解決策は?

テレワークが急速に進んでいますが、必ずしも仕事の環境は整っていないようです。テレワークで働く従業員が持つ不満の一つに、不慣れなツールの利用の問題があります。

テレワークではインターネットを通した会議になるため、言いたいことが完全に伝わらないことがあります。テレワーク専用のツールは、すべての従業員が完璧に使えるわけではないのも問題です。

作業環境が整っていないことも不満の一つです。自宅では各自が所有する机、イス、PCを使っての作業になります。オフィス専門に用意された机やイスとは違うことも多く、肩や腰に負担がかかることも少なくありません。

解決策としては、セキュリティの完璧なPCや、机、イスなどの最小限のものに加え、インターネット環境も企業側で準備することがあげられます。またツールの使用方法のマニュアル化を行い、講習、研修で各自の理解を深めることが必要となります。

 

テレワークにおける人事評価に対する不満とその解決策は?

テレワークでは可視化されない働き方になるため、どうしても評価が蔑ろになってしまいます。また、いつから業務を始めて、いつ終了したのかという勤怠管理を企業側ができていないケースもあります。

こういった問題を解消するために、企業はテレワーク業務に対する人事評価を改める義務があります。その一つとしてテレワーク業務に対する評価を明確にすることが求められます。

成果評価だけでなく、業務に対する過程評価ができる基準を設けることも大事です。また、全てをテレワークにするのではなく、週2日間などに限定して、残りは出勤してもらうなどの配慮をすることで、従業員同士のコミュニケーション不足を解消することも必要です。

 

テレワークにおける従業員の不満とその解決策について

テレワークには自宅利用型テレワーク、モバイルワーク、施設利用型テレワークの3つがありますが、在宅勤務とも呼ばれるテレワークが増えています。
テレワークとオフィスでの勤務条件は同じではありません。そのための不公平感がどうしても生まれます。テレワークを平等に割り振ったり、コミュニケーションツールを確立したりすることが求められます。
上司は部下の仕事ぶりが分からないため、業務内容の可視化が必要になります。オフィスと比べ効率が落ちる可能性もあるため、テレワークスタート時にパソコン、インターネット環境などを整える必要があります。
難しいのが人事評価です。適当な間隔で出社し、コミュニケーションを深めることから始めなければなりません。このような問題点を乗り越え、テレワークを本格的に定着させていきましょう。

著者プロフィール(鈴与シンワートマーケティング部A氏)

2016年鈴与シンワート株式会社へ中途入社し、マーケティング部に所属し、今年で4年目。
元々はアシスタント業務をしていたが、現在は宣伝広告・広報担当として自社サービス、IT業界のマーケットを勉強中です。
日々の学習成果をコラムに綴り連載予定!!
よろしくお願いします。

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