コラム

業務ツール考察『徒然なるままに、、、』

社内コミュニケーションってなぜ重要なの?

第76回 21年04月更新

鈴与シンワートDX推進部A氏

皆さんの会社では社内コミュニケーションは活発に行われていますか?社内コミュニケーションが十分でないと、業務に支障をきたすことがあります。逆にこれが活発に行われている会社はいろいろな副産物が生まれます。今回は社内コミュニケーションについて考えてみましょう。

 

社内コミュニケーションと従業員満足度の関係性とは?

従業員は仕事内容や職場環境に対して何かしらの意見を持っていますが、その意見を発信できない環境にいる場合はストレスになります。そのようなストレスを緩和するために必要なのが社内コミュニケーションです。

気軽に相談できる場を作ることができれば、従業員がストレスを抱えることなく仕事に専念できます。従業員一人一人が意見を言える環境を作り、時にその意見を採用することで従業員の参画意識を高めることができます。

社内コミュニケーションが気軽にできる環境は、従業員の仕事へのモチベーションも上がり、従業員満足度の向上につながる大事な要因になります。

そのことは以下に取り上げる離職率の低下、生産性の向上、顧客満足度の向上へと結びついていくのです。

 

社内コミュニケーションと離職率との関係性とは?

厚生労働省の「平成30年雇用動向調査結果の概要」を見てみると、従業員のネガティブな退職理由について人間関係、給料等の労働条件、職場環境が上位を占めています。

20代男女の退職理由では、約10パーセントが「人間関係が望ましくなかったこと」を理由としてあげています。このことから社内コミュニケーションが適切に行われていない企業は、人材が定着しにくい傾向あることが分かります。

定年等やむを得ない理由以外での離職率が高い企業は、まず従業員同士の社内コミュニケーションが適切に行われているか確認し、適切でない場合は改善に向けた施策を行うことで従業員の離職率を低下できます。

 

社内コミュニケーションと生産性向上との関係性とは?

社内コミュニケーションが活発に行われると、従業員同士がお互いの知見やスキルを共有しあい、関係性を深めることができます。そして、周りの従業員の状況や業務を理解しやすくなります。

またコミュニケーションが活性化し社員同士の関係性が深くなると、簡略化したやり取りでも情報伝達の齟齬が起こりにくくなります。

業務上のコミュニケーション以外でも、何か困ったことがあった時にも声を上げやすくなり、従業員同士の助け合いもスムーズに行われるようになります。

コミュニケーションが活発になされていれば、仕事に関する質問や相談が気軽にできるようになり、業務上のミスを未然に防ぐことができます。また、失敗があっても、早めに報告できれば大きな損失に至る恐れが低くなります。

これらは細かなことかも知れませんが、積み重ねていくことで企業の生産性向上につながるのです。

 

社内コミュニケーションと顧客満足度との関係性とは?

従業員満足度と顧客満足度には相関関係があると言われています。即ち従業員が企業に満足していたら、お客様がその企業の商品やサービスに満足する割合も高まるという訳です。

即ち、社内コミュニケーションが活発になると、従業員満足度が高まり離職率の低下につながります。熟練した優秀な従業員がお客様に対応し、社内コミュニケーションで横の連携もスムーズになれば、お客様からの問い合わせにも遅滞なく対応できます。間接的ですが、社内コミュニケーションの活性化により顧客満足度も向上するのです。

企業が発展していくためには製造した商品やサービスが売れなければなりません。そのためには、お客様が商品やサービスの説明に納得し、安心して購入することが大事です。その過程や今後の展開において欠かせないのが顧客満足度です。

 

社内コミュニケーションを促進するにはどうしたらいいの?

人間関係の改善は、他の労働条件や職場関係の改善に比べて企業が比較的対処しやすく、短期間で改善を見込める可能性があります。

社内コミュニケーションが活性化していないと感じられる原因の一つに、従業員の年齢構成のばらつきや偏り、従業員の性別の偏りなどの構成バランスの問題があります。社内コミュニケーションが取りづらい従業員の構成になっているのなら、それを是正することから始めなければなりません。

また、従業員が共通の目的に向かって仕事を進めていくことができれば、社内コミュニケーションも活発になります。そのためには、企業のキャッチコピーを目につきやすい所に掲示したり、毎月社内報を発行したりするなど、企業の今後のビジョンを従業員と共有することも大切です。

社内コミュニケーションを活性化するために必要な環境を整えることも大事です。今は、グループウェアなどさまざまなツールが登場しているので、それらを助けに社内コミュニケーションを活性化することもできます。

 

社内コミュニケーションの重要性について

社内コミュニケーションが活発になると、従業員満足度の向上、離職率の低下、生産性の向上、顧客満足度の向上につながることが分かりました。しかし、従業員満足度、離職率、生産性、顧客満足度は相互に影響を及ぼし合い、さらによい効果をもたらすことになります。
例えば、従業員満足度が高まれば従業員が離職することが少なくなります。それにより優秀な人材が揃えば、生産性も向上します。また、よい商品やサービスがお客様に提供できれば、顧客満足度の向上につながるという訳です。
コミュニケーションの問題に対して、今はグループウェアという便利なツールも登場しています。グループウェアならコミュニケーションを円滑にするための機能も充実しています。その助けも借り社内コミュニケーションを活性化させましょう。

著者プロフィール(鈴与シンワートDX推進部A氏)

2016年鈴与シンワート株式会社へ中途入社し、DX推進部に所属し、今年で4年目。
元々はアシスタント業務をしていたが、現在は宣伝広告・広報担当として自社サービス、IT業界のマーケットを勉強中です。
日々の学習成果をコラムに綴り連載予定!!
よろしくお願いします。

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