コラム

業務ツール考察『徒然なるままに、、、』

企業のコストとその削減方法とは②

第88回 21年05月更新

鈴与シンワートマーケティング部A氏

オペレーションコストとはどのようなコストかご存知でしょうか?ここではオペレーションコストの意味や、その削減方法を考えてみましょう。また、経費削減で注意しなければならない点や、コスト削減でついやってしまうことがある失敗についても取り上げてみましょう。

 

企業のオペレーションコストってなに?

企業が事業活動を行う上でかかるコストの一つにオペレーションコストがあります。同じオペレーションという言葉を使っても、その意味合いは業界によって異なります。しかし、大まかに言って人件費、物流費、通信費、広告費など、業務のオペレーションに必要な費用全般がオペレーションコストになります。人件費などは従業員数が多ければかなり高額となり、コスト全体に占める割合も大きくなります。

オペレーションコストの例として、例えば飲食業界ではキッチンオペレーション、フロアオペレーション、バックヤードオペレーションのそれぞれにかかるコストがオペレーションコストになります。

また物流業界では商品の入荷検品、物流センターでのピッキング・梱包作業、受注処理、在庫管理・棚卸し、顧客からの問合せ対応などがオペレーションコストに含まれます。

 

企業のオペレーションコストの削減方法とは?

企業がコスト削減を行う目的は、無駄なコストを省いて利益を拡大するためであり、企業が成長するうえで欠かせないことです。

企業にかかるコストの一つであるオペレーションコストを削減する方法の一つにテレワークの導入があります。働き方改革でテレワークが導入されれば、離職率を小さくすることができ採用コストの削減につながります。

オペレーションコストで大きなウエイトを占めるのが人件費です。これを削減するには業務の見直しで人員の適切な配置を行い、可能ならばアウトソーシングを活用するという方法があります。また、コールセンターなど、同じ質問が繰り返される業務ではチャットボットの活用も考えられます。

新たなIT機器やシステムの導入には、一時的かも知れませんがオペレーションコストがかかります。このようなケースでは、受発注業務、アプリケーションのインストール、社内教育などでアウトソーシングを利用するのも一つの方法です。

 

経費削減を行う上で注意しなければならないこととは?

経費削減は大事なことですが、それを追い求めるあまり従業員の快適さを無視しプレッシャーをかけてしまうと、従業員のモチベーションが下がってしまうことがあります。

その結果、やる気が出なくなり、本来の業務に支障をきたしてしまうリスクがあります。従業員の快適さを無視するような経費削減の仕方には注意しなければなりません。

また、経費削減で商品に手を加えることもあります。例えば、商品の素材に安価なものを使用する場合には、商品の品質が下がってしまうリスクがあるので注意が必要です。

人件費を削減し過ぎてしまうと、結果的に人手が足りなくなるリスクが出てしまい、商品の品質が低下したり、提供するサービスの質が下がってしまったりすることがあります。

従って、従業員のモチベーションを下げたり、商品の品質を下げたりしないようなコスト削減の対策が必要となります。

 

企業におけるコスト削減でやりがちな失敗とは?

企業におけるコスト削減でよくやる失敗の1つに、コスト削減の時に間違った費目に着手してしまうということがあります。

いろいろな費目からコスト削減をするものを決めますが、削減余地が小さい費目や、削減の難易度が高い費目を選んでしまうと、削減目標に到達できない結果になってしまうことがあります。金額や難易度を考えた費目選びが重要です。

経営陣が現場担当者と同じ目線で見られないことで起こる失敗もあります。経営陣が現場担当者にコスト削減を上手く伝えられない場合、現場担当者はどのようにコスト削減したらよいのかが分からず、前に進まなくなります。従って経営陣は現場目線に立つことが必要となります。

コスト削減をポジティブに考えられないことで起こる失敗もあります。コスト削減を嫌なことと思い、ネガティブに考えてしまうと上手く行きません。コスト削減を、売上を上げることと同じように前向きに考えられる雰囲気が必要です。

 

企業のコストとその削減方法について②

オペレーションコストとは人件費、物流費、通信費、広告費など、業務のオペレーションに必要な費用全般のことを指します。オペレーションコストを削減するには、テレワークの導入、業務の見直しによる人員の適切な配置、チャットボットやアウトソーシングの活用などが効果的です。

経費削減で注意しなければならないのは、経費削減だけに目が行き、従業員のモチベーションを下げたり、商品の品質を下げたりしないことが大事です。コスト削減でよくやる失敗には、間違った費目に着手してしまうということや、経営陣が現場担当者と同じ目線で見られないことなどがあります。

コスト削減は企業が生き残るために重要なテーマの一つです。新たな発想のもと、ポジティブな取組みでコスト削減に努めましょう。

著者プロフィール(鈴与シンワートマーケティング部A氏)

2016年鈴与シンワート株式会社へ中途入社し、マーケティング部に所属し、今年で4年目。
元々はアシスタント業務をしていたが、現在は宣伝広告・広報担当として自社サービス、IT業界のマーケットを勉強中です。
日々の学習成果をコラムに綴り連載予定!!
よろしくお願いします。

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